「一次救命処置」の体験会(2回目)が開催されました
一次救命処置(心肺蘇生とAED)を住民の皆さまに身近に知って頂くための「一次救命処置の体験会」を、前回の6月に引き続き2024年8月4日集会所で開催しました。
※今回は、2班、3班、6班、9班の方が対象です。
<体験会の内容>
- 集会場のAED設置場所及び、使い方の説明
- 「胸骨圧迫」(心臓マッサージ)の説明や、人形を使った体験
AEDの説明や胸骨圧迫を体験頂いた後に、様々な質問やご意見等を頂き、非常に有意義でした。
<頂いたご質問やご意見より一部抜粋>
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人工呼吸はしなくていいの?
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感染症による2次被害防止のため、現在は推奨されていません。
ご家族など人工呼吸をしても問題無い事が分かっている場合は、①胸骨圧迫を30回、②人工呼吸を2回、を繰り返し実施頂くと、より救命確率が上がります。
また、人工呼吸用の専用器具もありますので、お持ちであればご活用下さい。※今回の体験会は「簡易的な内容にする」としていますので、人工呼吸は体験会の対象外になります。
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人工呼吸器用の器具をAEDと一緒に設置したら良いのでは?
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良いご提案を頂きましたので、ふるさと防災チームで検討致します
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胸骨圧迫の場所は鳩尾(みぞおち)から、握りこぶし1つ左、1つ上の位置では?
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以前はその通りでしたが、現在は胸の真ん中を押す、が良いとされています。
具体的には、右と左の乳頭(乳首)の中間です。(胸骨の下側)医療の進歩に伴い、最善手が変わりますので体験会等を通じて新しい情報を取得頂ければと思います。
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AEDは何回まで使用できるの?
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人体への影響を考えて、最大3回までとなっている様です。
但し、AEDが指示をしますので、勝手な判断をせずAEDの指示に従ってください。
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ペースメーカが装着されている人に使用しても良いの?
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使用しても問題有りません。
但し、ペースメーカが埋め込まれている場合(※)、電極パッドを貼る位置はペースメーカの直上を避けて下さい。
(※ペースメーカがある場合、左鎖骨の下が膨らんでいることが多いです。この場合、パッドは右胸と左の横腹に貼ります)その他の注意点や詳しい使い方は、当ホームページの「AED…集会場に設置しています!」に記載されていますのでご確認下さい。
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119番通報をするときに、今居る場所が具体的に説明できない場合(自治会員様からの情報)
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電信柱には固有番号が記載されています。その番号を伝えると消防署で位置が分かるようになっています。
もし、居る場所が具体的に分からない場合は、電信柱の番号をご確認下さい。
また、湖南市/甲賀市の場合、スマホで119番通報すると消防署の地図に電話を掛けた位置が表示される仕組みとなっています。
6班の様子(1番目)






2班の様子(2番目)


3班の様子(3番目)


9班の様子(4番目)


今後も、自治会回覧(👈クリック/タップでご覧いただけます)でお知らせの通り順次開催しますので、ご参加をよろしくお願いします。