防災グッズの紹介ページです。
ご家族構成なども考慮し、各ご家庭での備えに参考にしていただければと思います。

目次

Ⅰ.寝室に置いておきたい防災グッズ

 寝室の防災グッズは、安全に避難行動をとるための「つなぎ」グッズです
睡眠中に地震が発生した後に身を守り、安全を確保しながら適切な避難行動を取るための備え(明かり、手足を守るグッズ、助けを呼ぶグッズ)が寝室に必要なのです。

懐中電灯(ヘッドライト)

寝室で災害が発生した場合、外が暗い場合がほとんどです。加えて停電が起こると電気をつけることも叶わず、室内が月明かりのみの真っ暗闇となります。そのため、まずは「明かり」の確保が必要になります。明かりを確保するとなるとまず頭に思い浮かべるのは懐中電灯ですが、より安全に行動するには両手の自由がきくことが大切です。懐中電灯ではどうしても片手が塞がってしまうため、両手が空くヘッドライトを備えることをおすすめします。(枕元に備えるヘッドライトは一時的な安全確保のためだけなので100均の商品で十分です)

スリッパ

 大地震でガラスが割れたり物が散乱するなど、家の中がメチャクチャな状況になった場合は足下の確保が重要です。窓ガラス、食器扉、蛍光灯、コップや食器などが割れて飛び散ったり、画鋲やビスが落ちて転がったり、普段は収納してある鋭利な文房具やインテリアが落ちて散らばったりするなどと、足下に何があるか分かりません。底が丈夫なことから、防災に特化したスリッパ(防災ルームスリッパ)を日常使いするのもおすすめです。

手袋(軍手)

 大地震が発生すると様々なモノが室内に散乱したり、固定していない家具が倒れて通路をふさいだり、ドアや窓がゆがんで開かなくなったりする可能性がありますので、これらを排除するための手を守る手袋が必要になります。行動を開始する際に装着できるように、枕元に常備するようにしましょう。

笛(ホイッスル)

 倒れた家具に潰されて身動きが取れなくなったり、部屋に閉じ込められてしまった場合には笛で救助を求めるのが効果的です。大地震の直後はほこりや粉塵が立ちこめるため大声を出すとのどを痛めやすく、助けを呼び続けることができなくなるためです。ホイッスルの選び方としては少ない息で大きな音が出せる「ツインウェーブ」(500円前後のものです)がおすすめです。

メガネや薬などの「必需品」

 視力が悪い方のメガネ、普段から飲んでいる薬、高齢者に方の杖などといった具合に、「これがなければ生活ができない」という道具については、予備を寝室にも必ず用意してください。

靴(スニーカーなど)

 スリッパを用意するのではなくて、最初から寝室に靴を用意してもよいでしょう。ただし、その場に置いておくだけでは大地震の揺れで靴がどこかに飛んでいってしまう可能性がありますので棚や箱を枕元に固定して、その中に入れておくなどの対策が必要です。

抱っこひも 

乳幼児がいる家庭では寝室に抱っこひもを1つ置いておくことをおすすめします。 
赤ちゃんを抱っこするとそれだけで片手もしくは両手が塞がってしまい、身を守る行動が取りにくいです。

ヘルメット

 寝室を出て他の部屋を確認する際に、最初からヘルメットをかぶっておければ安心です。ただ、本来一番ヘルメットが欲しいタイミングである地震の揺れの最中にはかぶれないため(寝ていますからね)、ヘルメットの優先順位はそれほど高くありません。家の構造によっては、すぐ持ち出せるように玄関脇や廊下に置いておくのもよいでしょう。

(以上内容は”もしそな”HPを参考にしています)

Ⅱ.非常持ち出し袋(非常持出品)

最低これだけは必要と総務省消防庁データーベースで紹介されている内容です。
非常持出品のページで紹介している内容と合わせ、各ご家庭で必要なものを確認し、準備しておきましょう!
参照;非常用持出品 (👈クリック/タップしてください。非常用持出品のページがご覧なれます)

印かん、現金、救急箱、お薬手帳、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布(アルミシート)、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水

編集履歴
初版:2022年(令和4年)4月